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ネックレスの素材によって印象が大きく変わる?素材ごとの特徴を徹底解説

  • ジュエルグラン

 

ジュエリーを選ぶとき、デザインやダイヤモンドや誕生石などの宝石で選ぶ方は多いと思いますが、使っている素材もチェックされていますか?

知的でクールなイメージに見えたり、女性らしいフェミニンな雰囲気に見えたり、素材によって印象が大きく左右されます。

そこでジュエリーに使われる素材について解説していきたいと思います。

 

ネックレスに使われる素材ってどんな種類があるの?

 

ネックレスの素材といえば金やシルバーが有名ですが、実は種類が多く奥が深いんです。そんな素材について解説していきたいと思います。

プラチナ

結婚指輪や婚約指輪でおなじみのプラチナは、ゴールドとは全く違う金属です。シルバーカラーではありますが、日本語で「白金」というように少し白っぽさを感じるのが特徴です。

希少性が高く、変色や錆びができにくいという普遍性が「永遠の愛」をイメージさせることからマリッジリングに選ばれてきました。

また柔らかいため加工や装飾を施しやすいということで、ジュエリーに多く用いられます。細かい傷が付きやすい素材ではありますが、お店で磨きなおせば新品同様の輝きを取り戻せます。

その他プラチナについての詳細は【世代を越えて愛される、プラチナ製ダイヤモンドネックレスの魅力と選び方】をご参照ください。

 

ゴールド(イエローゴールド)

あの豊臣秀吉をも魅了した、華々しい輝きが特徴の金(ゴールド)。

金はそのままだと柔らかすぎるため、通常ほかの金属を混ぜて使います。

混ぜる素材によって、黄色みを帯びることがあるため「イエローゴールド」とも呼ばれます。

その華やかな見た目から、古代エジプト文明でも装飾品として利用されてきました。ゴールドは、古代から現代まで多くの人々を魅了する、圧倒的な美しさを持った金属ともいえるでしょう。

ホワイトゴールド

“ゴールド”でありながら、シルバーカラーが特徴的なホワイトゴールドは、もともとプラチナの代替品として開発された素材です。

シルバーカラーのジュエリーは、普段使いはもちろんお仕事用としても使える万能なアイテムですが、シルバーは変色しやすく、プラチナは値段が高い。その中間的なポジションで人気が高いのがホワイトゴールドともいえます。

その他ホワイトゴールドについての詳細は【タイムレスな輝きが美しいホワイトゴールドのネックレス。その特徴と選び方】をご参照ください。

ピンクゴールド

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女性に絶大的な人気を誇るピンクゴールド。ゴールドに銅や銀などの金属を混ぜることで、ピンクがかった色合いが生まれます。

キュートな印象から意外に思うかもしれませんが、実はゴールドの中で最も強度と耐久性が高いのが特徴です。普段用にガシガシ使いたい!とい人は、そういった面でもピンクゴールドが良いかもしれませんね。

ピンクゴールドについて気になった方は【女性人気NO1のピンクゴールドについて。30代でも様になるネックレスの選び方】も併せて読んでみてください。

シルバー

シルバーといえばメンズジュエリー、なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、柔らかく加工がしやすい素材のため、繊細なラインや、流れるような美しい曲線デザインのアイテムが多く、女性人気も高いです。

ホワイトゴールドやプラチナよりもどことなく温かみを感じさせ、気軽なおしゃれを楽しめるシルバーアクセサリーですが、変色しやすいのがデメリット。

汗や化粧、皮脂汚れでの変色だけでなく、空気に触れるだけでも変色が進んでいきます。

使い終わったら柔らかい布で拭くだけでなく、ジュエリーボックスに入れて保管をすることが大切です。

日々のお手入れはもちろん、変色したときのお手入れ方法を覚えて大切に使いたいですね。

【金属アレルギーの方にも安心】ステンレス

金やプラチナは金属アレルギーを引き起こしにくいといわれていますが、純度が低いものの場合、混ぜている金属によってアレルギー反応が出てしまう可能性があります。

またすでに金属アレルギーにお悩みの方によっては、金やプラチナ製のジュエリーを使ってアレルギーが出たらどうしよう…と不安に思われるかもしれません。

そんな方におすすめなのが、ステンレス素材です。

汗で腐食した金属から溶け出した物質でアレルギー反応を引きおこすと考えられていますが、ステンレスは腐食に強いため、アレルギーを引き起こしにくいといわれています。

ゴールドフィルドについて

 

ゴールドフィルドは、真鍮などを芯としてその周りにK18(18金)やK14(14金)を張り合わせた素材です。

表面に金を張ったものとして金メッキが有名ですが、ゴールドフィルドは金メッキよりも層が厚いため耐久性が高いのが特徴です。

プチプラでありながらも金のような高級感があるため、海外ではジュエリー素材としてポピュラーです。

 

ゴールドフィルドについては【K14GF(ゴールドフィルド)とは?変色するの?錆びない?気になる疑問を解決!】でも詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

なりたいイメージに合わせて素材を選ぶ

 

素材によって印象が大きく変わるので、イメージに合わせてネックレスを使い分けることが、おしゃれを楽しむコツです。

素材によってはパーソナルカラーとの相性があるので、苦手な色味のものもあると思います。

この記事でも説明しているように、ネックレスを重ね付けするポイントを覚えれば、相性の悪いカラーもおしゃれに楽しめます。

 

クールで知的なイメージになりたいなら

 

プラチナやホワイトゴールドのようなシルバーカラーの素材は、洗練された大人の女性な印象を与えてくれます。

シーンを問わない定番のダイヤモンドはもちろん、寒色系のサファイアやタンザナイトなどの宝石も一層スマートな女性を演出してくれそうです。

 

大人可愛い、フェミニンさを出したいなら

 

大人の女性らしい上品な可愛さを演出したいなら、ピンクゴールドがマスト。

もし甘すぎる印象になってしまうなら、ホワイトゴールド(もしくはプラチナ)素材でリボンやハートモチーフのネックレスを選ぶとバランスが良いです。

ピンクゴールドは宝石との相性もよく、ダイヤモンドはもちろん、ルビーやピンクトルマリン、ペリドットなどカラーストーンで大人のラグジュアリーさをアピールできます。

 

華やかでゴージャスな女性を演出するなら

華やかさをプラスするならゴールドがオススメ。華奢なシルエットのネックレスなら普段使いにも合わせやすく、程よい女性っぽさも狙えます。

パーソナルカラーがブルーベースの人はゴールドが苦手な色味ですが、ホワイトゴールドのネックレスと重ね付けするとバランスが取れます。

 

真珠を使ったネックレスなら、華やかさはそのままに、女性らしさや上品さをぐっとプラスしてくれます。

パーソナルカラーがブルーベースの人はゴールドが苦手な色味ですが、ホワイトゴールドのネックレスと重ね付けするとバランスが取れます。

 

【ネックレスの刻印】K10やK18ってどういう意味?

ゴールドのネックレスを見ると「K10」や「K18」という刻印がありますがどういう意味かご存じでしょうか?

これは金がどれくらい含まれているかを表しています。

金はジュエリー素材として使うには柔らかすぎるため、銅やパラジウムなどその他の金属と混ぜて使われることが一般的です。

 

金は24分率で表記されるためK18のほうがK10よりも金の含有量が多いことを表しています。

また金に混ぜる金属の種類や含有量によって、赤やピンク、グリーンなどのカラーに変化します。

これらはカラーゴールドと呼ばれますが、ピンクゴールドやホワイトゴールドなどが一般的です。

変色や錆びない素材ってあるの?

 

せっかく石やデザインにこだわって選んだのに、素材が変色してしまって使えない…なんてことにならないよう、素材を選ぶときのポイントをご紹介します。

 

金やプラチナは、酸やアルカリに強い金属のため、錆びの原因となる汗をかいても、変色の原因になる温泉に入っても変化しない金属ですが、それは「純金」「純プラチナ」の場合のときだけ。

ジュエリーに使う素材として使われる金やプラチナは、通常ほかの金属を混ぜているため、その影響で変色を引き起こす可能性があります。

 

なるべく変色しないネックレスを楽しみたいのであれば、金であればK18以上、プラチナであればPt900以上のものを選ぶとよいでしょう。

 

変色や錆びに強いといっても、やはり日々のお手入れを行うことが綺麗な状態を長く保つポイントです。

ジュエリーを着けた後は、柔らかい布で拭いてお手入れをして、ジュエリーボックスに収めて保管することが大切になります。

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